私のグループでは、一応会計を切り口としたソリューションを提供するのがミッションとなっている。
盆過ぎ頃、新しい課長が各グループごとのミッションについての戦略、目標、青写真を各々検討して、課会で発表して気運を高めようということを提案してきた。
うちのグループも私を含めて6人のメンバがいるので、調整して目標、戦略をまとめ、PowerPointの資料にまとめた。
誰でもそういったきらいはあるだろうが、資料は作っているうちに方向性が増していき、話のつじつま、展開を合わせていくうちに、最初考えていたものよりも話が大きくなったり、不確定なものを確定しているように表現してしまうことがある。
3年後のグループの方向性や、当然利益も大きく増加させる戦略を考えていくうちに、それぞれのやらなくてはいけないことが明らかになっていく。
うちも、誰は何、彼はどれというパーソナルミッションを記入していった。しかし、テンションが高いわけではない。これは大きなミッションを理解させてないリーダに問題があるのだろうが、手札が少ない中で、最終形を見せるのもなかなか難しい。
で、発表したのが8月終わり。9月にその中の1名が退職を表明。彼とは同期で、15年以上も一緒に仕事を行ってきた仲だった。
続いて、10月に今年の期待の新人がリタイヤ。いろいろと事情があったのだが、こっちはうつ病が主原因。
これはこたえた。ワンツーパンチだ。亀田大毅のパンチよりも効いた。
自分自身うつ病の治療を受けている中で、『気を楽にしてがんばり過ぎないようにがんばれ』なんて言っている自分が、だんだん何者か分からなくなりそうだった。しゃべっている自分が幽体離脱しそうだった。
もちろん、彼らの人生、彼らの生活があるのも事実。その中での判断だろうから、とやかくいえる筋合いではないのかもしれない。
しかし、一緒にサクセスロードを歩くビジョンを見せられなかった自分に悔やみが残る。
また、自分自身にその道を見せてくれない会社にも失望感はつのるばかり。『それは個々人の問題だろ』という意見もあるかもしれないが、私はそうでないと思うよ。
今まで下にいて辞めていったY中、T崎、E籠、H田、そしてY村、N島、今幸せかい?そして、次に転職する私は幸せになれるだろうか。
もう少し私も若いうちから転職を経験しておけばよかったと思う。
思い立ったが吉日。後悔先に立たず、いや違う、善は急げ、人事を尽くして天命を待つ、とにかくやらなくて後悔するよりは、今からでもやってみようと思う。





